
怪しいチャンネル名と見た目
YoutubeでDaigoや中田敦彦の動画を見ていたら、時々おススメに上がるようになってきたとあるチャンネル。
極限に怪しいチャンネル名”宇宙と仲良し”に、黄色や赤などのドデカい文字で怪しいサムネイル”願いがかなう””お金が入ってくる”、何よりサムネイルにどアップで写っているのは、坊主(つるっぱげ)で、メガネ、作務衣を来たまあまあでかいおじさん。
おそらくQさんという名前の人物。
それが真顔だったり笑顔だったり変顔だったり。
こんなチャンネルは見るものかと、おススメに出てきても間違って押さないように慎重に避けていた。
フォーカスすれば見つかるという話
あまりにも何回も出てくるので苦手を確認するために見てみた。
しばらくすると、違う動画を見た後に勝手に宇宙と仲良し/Qさんに飛んでいたりした。
内容も怪しいなあと思っていたが、一気に信じるようになった出来事があった。
”48時間以内に必ずいいことが起こる”というこれまた怪しい物だった。
Qさんが言うには、「いいことが起こるということにフォーカスしていればいいことは起こるんです」ということ。
「実験をしてみましょう。目をつぶってみてください。
ほしいものが赤い物だとしましょう。
今から目を開けたら、部屋の中の赤い物がバッと目に入ってきます。」
目をつぶってみながら、うちには赤い物ないしな、と思って目を開けたら、自然に自分の首が右に回って、その先には赤い布の座椅子があった。
それは紛れもない赤で部屋の中で1番大きい面積の赤だった。
そのあと、お金が入ってくるフォーカスをしたら、臨時収入があったりしたので、意外とQさんの言う事は信ぴょう性があるなと思った。
出身
Qさんは福岡に住んでいて動画では標準語だが、ずっと見ているとよく関西弁が出てくる。
出身は大阪の河内のほうで、かつては野球の強豪校で、暴力事件のためもう甲子園出場はできないが、PL学園高校の出身だそうだ。
清原和博、桑田真澄の出身高校である。
Qさんは野球部ではなく吹奏楽部だったそうだ。
でも、全寮制の男子校だったので、夜まで面白い話をしたりして、トーク力が磨かれたそうである。
たしかにQさんのしゃべりはとてもなめらかで、笑わせ方もうまい。
なんとR-1にも出たことがあると言っていた。
思い付きで出ただけで、結果はふるわなかったようだが。
また、吹奏楽部に男子部員は少ないが、男子部員のほうが音楽に真剣に向き合っている人が多いと思う。
Qさんも50手前にしてジャズのレーベルを立ち上げてCDをつくったそうだ。
コロナ禍をうまくサバイブしている
コロナ禍の中でのQさんの元気さは群を抜いていた。
昨年4月頃、志村けんさんがコロナで亡くなり、緊急事態宣言が今よりももっと緊張感があった時、Qさんは”コロ助”というあだ名を付けて呼んでいた。
そして、絶対良いほうに行くから、頭の中はぱっぱらぱーのお花畑で行きましょうと言う動画を頻繁にアップしていた。変顔もだいぶ激しくなってきていた。
あたまおかしい=あたおか、ピーハツ=ハッピーという言葉も連発していた。
平時なら、Qさんますます狂ったのかという感じでチャンネル登録者数が減りそうなところだが、全世界的に緊張したニュースが流れ、落ち込んでいる中、Qさんの元気な言動は結構目立つものであり、登録者数は増えていた。
夏も精力的に活動したQさんは、今までで一番の売り上げを2020年獲得したそうだ。

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