BOTSTARという歌詞について解説をする
BOTSTARTは、2005年に発表された白井県の 23枚目のシングルであるPOPSTARTの替え歌である。
なぜかPOPSTARTはいろんな替え歌があり、BOTSTART以外にも、vipSTARTなどの替え歌が存在している。
このBOTSTARTは、2005年当時のラグナロクオンラインにおいて、BOTツールやチートツールが蔓延していた現状を皮肉った歌詞である。
実際には、表沙汰にならないだけで、結構なプレイヤーがBOTツールを別のアカウントで使用し、ラグナロクオンラインでのお金であるZenyやレアアイテムを通常とは異なる手法で手に入れていた可能性がある。
さらに当時の状況として、ラグナロクオンライン内では2チャンネルによる晒し文化があったため、そのことも歌詞の内容にに綴られている。
当時の2チャンネルによる晒しは、非常にラグナロクのゲームプレーにおいて絶大な影響力があり、一度掲示板に自分のキャラクターが晒されることによって、通常のプレーが困難になるなどの実害があり、インターネット上での人権侵害にあたるのではないかという批判がある。
もっとも、BOTツールやチートツールは、あくまでも運営会社ガンホーの規約に対する違反する行為であるのに対し、掲示板による匿名での晒し行為は、人権侵害であるため、憲法や日本国の法律に抵触する恐れがある。
掲示板に仲間が晒される事により、ギルドマスターが胃潰瘍になるなどの現実社会での実害が報告されており、ゲーム内でのBOTによる迷惑よりも、遥かに被害が大きかった。
その他にも、掲示板の晒しによってプレイヤーが晒されたがために、現実世界で当人と知人における人間関係にまで悪影響が出るなど、その社会的な影響は計り知れなかった。
にもかかわらず、晒しを容認する風潮は、当時のROプレイヤーの異常な精神状態を物語っているものであり、人道的な観点から見たら法的に何かしらのガイドラインを設ける必要があると言われている。
当時、2005年はインターネットが普及してまだ間もない時代であり、ネット上での人権意識など皆無であったし、インターネット社会に対する政治的なアプローチがほとんどなされていない現状であった。
それはともかく、西部劇のようだったラグナロクオンラインの当時のプレーヤーにとって、この曲は間違いなく心に残る話題曲であったに違いない。
現代のラグナロクオンライン内では、そこまで不正ツールも蔓延していないし、当時のことを知る人もだんだんラグナロクオンラインから居なくなっているため、歴史としてここに記そうと思う。
I wanna be a BOT STAR 君をもっと 俺TUEEEEさせてあげるからね
Are Kore の BOT STAR 多重起動で 支援をかけてあげよう 君だけに
プパに出会えた喜びと 猫を狩れない寂しさの
両方を手に入れて ノビが走り出す
ギルド無所属ローグだけど 返事できない夜だけど
飼い主に Mレアを 与えられたなら
初めてアリーナで会った瞬間に GMが 僕に下した 「規定により措置3適用」
I wanna be a BOT STAR 君をもっと 俺TUEEEEさせてあげるからね
Are Kore の BOT STAR 多重起動で 支援をかけてあげよう
I wanna be a BOT STAR レアをぎゅっと 無限ハエ ハイド見破るよ
Are Kore の BOT STAR クリポ持ち替え トリプルストレイフィング 俺TUEEEE
(2番)
隠していたいToolたちを 君はそっと晒しageて
本スレに メッセンジャーログ 書き込んでくれた
怒りと焦りが生んだ自作自演
香具師かばう この右手は 逆晒しageるために
You gonna be my BOT STAR 僕はBOT ご主人様には内緒だよ
Are Kore の BOT STAR 多重起動で Let's崑崙オンライン
You are my only BOT STAR レアをぎゅっと 抱きしめたら ハエパケブーン
Are Kore の BOT STAR 多重起動で ニヨルド ジョーク ヒール スクリーム
開発したら誰もが誰かの BOT STAR
廃人が 僕に下した 使命は 君だけにうp
I wanna be a BOT STAR 君をもっと 俺TUEEEEさせてあげるからね
Are Kore の BOT STAR 多重起動で 支援をかけてあげよう
I wanna be a BOT STAR レアをぎゅっと 無限ハエ ハイド見破るよ
Are Kore の BOT STAR クリポ持ち替え トリプルストレイフィング 俺TUEEEE
Are Kore の BOT STAR
Are =AreToolというチートツールのこと
SP回復などのスキルハックや、テレポートクリップ装着でパケットを送信することにより、テレポートが使用可能になるなどの様々な機能があった。
他にも、性別を変更できる性転換チートやハイディング状態を見破る機能などもある。
Kore =蔓延していたBOTツールの正式名称
Koreは改良されて様々なバージョンがあり、X-KoreやopenKoreなどがある。
また、ステルス状態でのログインを行なうステルスKoreやグラストヘイムの地下でスティングというモンスターを狩るのに特化した窓Koreなどもある。
現在ではopenKoreが最新であり、ワールドワイドに使用でき、接続先と使用するパケットの種類を変更することでラグナロクのエミュ鯖で使用することが出来る。
プパに出会えた喜びと 猫を狩れない寂しさ
BOTを運用するときに、キャラクターのレベルによって狩場を変えるのだが、ノービスではプパというモンスターは倒せるが、猫(ワイルドローズ)というモンスターはいきなりは倒せないので寂しいという意味。
プパはレアアイテムでsガードとプパカードを落とし、ワイルドローズは大きいリボンを落とすので、どちらもBOTに人気のモンスターであった。
ギルド無所属ローグ
金銭効率が圧倒的に良いローグという職業がBOTに最適であった。
スナッチャーという自動スティールの発動と、ヒールの盗作は安定した狩りが実現できたため、ローグBOT大量に狩場に出現していた。
さらに、初心者以外のキャラはギルドに所属していないことのほうが珍しく、2次職のローグがギルド無所属の場合、ほぼBOTであると見て間違いない状況であった。
返事できない夜だけど
BOTなので、深夜も自動狩りをしているが、返事はもちろんできる筈が無い。
飼い主に Mレアを 与えられたなら
BOTの目的はアイテムを手に入れることであるので、当然飼い主(BOTツール使用者)がいて、BOTツール使用者が通常のプレイで使うアカウントにBOTで取得したアイテムを移動させる行為のこと。
初めてアリーナで会った瞬間
アリーナとは不正なキャラクターを隔離する特殊な場所。
普通のプレイヤーは歩いていくことが出来ない。
規定により措置3適用
ラグナロクオンラインの規約に違反した場合、度合いによってさまざまなペナルティが課されることがある。
規定により措置3とは、アカウントBANのことである。
そのほかにも、暴言や嫌がらせ、横殴りなどは、規定による措置1や2など比較的軽いペナルティが適応される場合があり、内容としてはアイテムの消去や所持金の半減、キャラクターの初期化などがある。
多重起動で 支援をかけてあげよう
通常では、ラグナロクオンラインのクライアントは1つのパソコンで1つしか起動できないが、クライアントの改造により、同時に複数クライアントを起動させることが可能になる。
そのため、1つのパソコンで同時に2キャラを操作することが可能になるため、自分で自分のキャラクターにヒールやブレッシングなどを使用することが可能になる。
無限ハエ ハイド見破るよ
AreToolの機能。
蝿パケ送信とハイド見破り。
クリポ持ち替え
状況に応じて自動で装備を変えるようにチートツールを設定すること。
クリポとはクリップのことである。
例えば、攻撃を受ける瞬間にだけ、フェンカード刺しのクリップを装備することによって、対人戦でウィザードなど詠唱スキルを使うプレイヤーが、通常よりも有利に戦うことが出来る。
トリプルストレイフィング
トリプルストレイフィング(通称:TS)というチートツールの機能のこと。
TSを使うことで、スキルを通常よりも早く連打することが可能になるため、不正に攻撃速度を上げることが出来た。
そのため、TS使用者のスキル攻撃速度が異常に高いため、回復が追いつかずに一般プレイヤーがあっけなく死亡するという事態が発生した。
しかし、一部のTSの中に自動で発言する罠が仕組まれており、「Triple Strafing 絶賛使用中!他キャラ「○○」と「××」もよろしくな!」などと発言し、掲示板に晒されギルドを追放されたケースも多く見られた。
君はそっと晒しageて
チートツール使用などの不正行為を掲示板に晒す行為。
この場合は、チートツール使用を仲間内だけで容認していたが、裏切りによって掲示板に晒されてしまった模様。
本スレに メッセンジャーログ 書き込んでくれた
当時は、スカイプなどの使い勝手の良いコミュニケーションツールは普及しておらず、IRCやMSNメッセンジャーやYahooメッセンジャーなどが使われていた。
恐らく、メッセンジャー内の発言を掲示板に書き込んだのだと推測される。
怒りと焦りが生んだ自作自演
自身の晒されたキャラクターを、自分自身で擁護する行為。
匿名掲示板の性質上、自分を他人として装い守る行為が可能であった。
まさに、自作自演である。
逆晒しage
晒しを行なった人物を、今度は逆に晒してラグナロクのゲーム内での信用を落とす復讐行為。
僕はBOT ご主人様には内緒だよ
BOTツールの中には、自らBOTであると発言する罠が含まれている場合がある。
また、ギルドの役職に「BOTですが、何か?」と表記し、開き直るケースも存在した。
Let's崑崙オンライン
自動でプレイヤーを追跡し、自動でニューマやヒールをプレイヤーに使用するBOTツールを使った手動での狩り。
崑崙という人気のダンジョンで使用し、高効率な狩を実現している。
プレイヤーを追跡しニューマを使用するキャラクターの挙動があまりにも正確すぎるため、怪しまれることも稀にある。