エミュ鯖でBOTを起動してみたいぜ!!

OpenKoreを自分のエミュ鯖で使用することに成功した

ラグナロクエミュ鯖でBOTツールを使う方法とは?

かつて、ラグナロクオンラインというBOT育成というシミュレーションゲームをたしなんだ人は多い筈。
自分のメインキャラよりもBOT垢のキャラに愛着が湧き、大事にBOTを育て、BANされる前にオーラを噴くことがBOT育成ゲームの重要な要点だったことを思い出したはずである。

BOTの行動をいかに改良するのかに心血を注ぎ、自動でブーストしたり、ヒールをかけたり、蝿パケでビュンビュン飛び回る設定を試行錯誤していたに違いない。
BOTの行動パターンの設定をより狡猾にし、BOTの成長、そして、レアを拾ったログを見ることにワクワクしたはずである。
そして、GMの捜査をかいくぐり、狩場を転々としたことも、いい思い出ではないだろうか?
もちろん、全てのBOTがオーラになれる訳ではなく、成長途中でガス室に閉じ込められ、アカウントをBANされるという生き残りをかけたゲームは運営チームとの勝負であったに違いない。

まさに、ラグナロクオンラインのゲームの本質は育成シュミレーションゲームであったといっても過言ではない。
これは、2003年、2004年、2005年頃の話である。

現在はBOT対策が進んでBANされやすい?

現在(2017年)でも本鯖でBOTを使うことは可能なのか?については不明であるが、確実に言えることは、昔よりもセキュリティ対策が非常に進んでおり難しくなったと言える事だろう。
そもそも、オンラインゲーム自体が革新的であった2000年代初頭には、オンラインゲームのセキュリティ対策はザルであったことは当然である。

今ではオンラインゲームのセキュリティは強化されており、クライアントも暗号化されているのが普通である。
今となっては、2000年代初頭の韓国製ゲームに1500円の月額課金を行ないゲームをすること自体が時代錯誤な気がする。
基本無料でクオリティが高い日本製のオンラインゲームは数多く存在し、ラグナロクのようなレトロなゲームはいつサービスが終了するか分からない状況で、長時間篭ってレベル上げをするのも人生の時間の無駄使いだという意見もある。


それはともかく、aurigaサーバーでBOTを動かすことが出来たので、その方法を紹介する。


現在では、BOTツールも進化し、OpenKoreという名称になっている。
Koreと聞いて、昔BOTerだったプレイヤーなら何のことだか分かるはずである。
※KoreとはラグナロクオンラインのBOTツールのプログラムの名称である。
基本的にOpenKoreは英語であり、あまり日本語化もされていないので、日本語化する必要も今後出てくるかも知れない。

OpenKoreの使い方

設定に戸惑い半日かったが、簡単な設定で自動狩りを開始する。

まずは、接続先のサーバーを設定に追加する必要がある。
接続先はパソコンで起動させたaurigaなのでローカルホストが接続先である。


BOTのフォルダ内にあるtablesというフォルダを開き、servers.txtを開く。



[Localhost]
ip localhost
port 6900
master_version 14
version 26
private 1
gameGuard 0
serverType kRO_RagexeRE_2010_07_14a
serverEncoding Japanese
addTableFolders pserver/AegisRO;eA;kRO/RagexeRE_2010_07_14a;translated/kRO_english;kRO
chatLangCode 0
charBlockSize 112

を追加する。

もしも、[Localhost]の接続先が存在する場合は書き換えればOK


ここでは、接続するサーバーのIPとポート番号とサーバープログラムのパケットパターンを抑える必要がある。

パケットパターンはauriga構築の際の説明がされている指示に従い構築したときのパケットパターンのままで構築(RagexeRE_2010_07_14a)したため、addTableFoldersは pserver/AegisRO;eA;kRO/RagexeRE_2010_07_14a;translated/kRO_english;kROの表記で動いた。

次に、最初のフォルダに戻り、controlフォルダを開き、config.txtを開く。
config.txtはKoreでもよく弄っていたと思う。
そして、masterのところを、master Localhostにする。

XKoreをXKore 1にする。
XKore_exeNameを起動するROのクライアントのexeを指定する。
例:XKore_exeName ragnarok.exe

aurigaサーバーを起動した状態で、クライアントとstart.exeを起動する。

そしたら、OpenKoreの画面でEnter your answer:と出るので0を押す。

次にクライアント側でログインする。
そしたら、なんと自動で狩を始めているでは無いか!!
これで、BOTが一応起動したことになる。
後は、設定をしていけば、君もBOT★STARだ!!




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