音楽が原作?!ヒプノシスマイクについて

ヒプノシスマイクとは?

最近、少しずつ話題になっている「ヒプノシスマイク」を知っているだろうか。
2017年にスタートしたこのヒプノシスマイクは、ヒップホップの音楽が原作のキャラクターラッププロジェクトだ。


youtubeにて発表されたこのプロジェクトは、全くの無名であったのにもかかわらず発表された直後からコアなアニメファンだけでなく、音楽ファンを魅了し、じわじわと人気を集めている
通称「ヒプマイ」と呼ばれるこのプロジェクトは、オリコンの週間アルバムランキングでも1位を獲得、声優アワードでも歌唱賞を受賞するなど、様々なシーンでも注目されている。


今回はヒプノシスマイクについてお伝えしたい。



ヒプノシスマイクの物語に注目

注目を集めているヒプノシスマイクは、武力による戦争に終わりをつげ、女性たちが覇権を握るようになったグローバリズムのような世界を描いている。
男性陣を排除した中央区と呼ばれる政を行う場では、女性たちが力を振るっている。
中央区で定められた新たな法により、人を殺傷することのできる武器の製造禁止や既にある武器の廃棄が命じられ、新たなツールとしてヒプノシスマイク」と呼ばれる言葉を武器に変えることのできるものを与えられる。


ヒプノシスマイクを通して奏でられるリリックは、人間の交感神経、副交感神経に影響を与えるため、様々な状態にする力を持っている。
このヒプノシスマイクを使用して、ラップバトルを行うことにより、他の地域、ディビジョンの領土を得ることができるという設定だ。


地域は、シンジュクシブヤヨコハマイケブクロの4ディビジョンの他、ナゴヤオオサカの2ディビジョンが2019年に加わり合計6ディビジョンが存在している。



ヒプノシスマイクの音楽に注目

音楽を軸に声優陣が演じながら繰り広げていくラップは、日本を代表するラッパーが参加しているため、楽曲のクオリティが非常に高いことでも知られている。
HOMEMADE家族ZeebraCreepyNutsなどの著名人が参加しており、どれもが魅力的な楽曲となっている。
シンジュク・ディビジョンである麻天狼がリリースしたアルバムでは、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔が手掛けた楽曲が入っている。


また、同じく麻天狼が2017年にリリースしたシングルCDでは、オリエンタルラジオの藤森慎吾が作詞に参加した楽曲もある。
こうした様々なクリエーターたちによる楽曲は、アニメ、漫画ファンだけでなく、音楽ファンを魅了している。


また、シブヤ・ディビジョンのBuster Bros!!!、山田一郎役を務める木村昴もまた作詞作曲に携わっており、歌声と共にその魅力を惜しまず発揮している。

»ヒップホップは何故、不良の音楽なのか?





ヒプノシスマイクから派生するエンターテイメント

もともとはYoutubeからスタートしたヒプノシスマイクだが、現在ではさらにその世界を広げている
声優陣によるライブは着実に規模を広げ、5thライブではコロナウィルスの流行により中止となったが、本来であれば、埼玉のメットライフドームで行われる予定であった。
また、2019年からはヒプノシスマイクの漫画作品も登場。
2020年にはテレビアニメ化もされ、初めて動きのあるキャラクターにファンのを躍らせた


テレビアニメ版では、4つのディビジョンによるストーリー展開がなされ、アニメ版オリジナルのキャラクターも登場した。
劇中にも新たな楽曲も使用され、よりヒプノシスマイクの世界観を広げていった。
そして、スマートフォン向けゲームアプリも登場。
楽曲を演奏することができる点やゲーム版オリジナルキャラクターなど、新たな魅力を提供している。

»topへ戻る